前評判が高い映画って自分的に鬼門かもしれない。
冒頭、とある団地の一室、臨月間近の妊婦を囲んだ平和な朝の食卓。その場面から既に感じる違和感の連続。この違和感が終始つきまとい、結局物語に入り込む前に種明かしが始まってしまった感じ。まず仕掛けありきでそこにドラマ部分を嵌め込んだ印象が拭えない。
佐々木蔵之介演じる探偵がいいキャラだっただけに、彼の退場の仕方への不満が作品全体の不満に繋がっているのかも。佐々木蔵之介の演技ってあんまり見たことないけど声はすごい好きです。京極夏彦の創造した探偵・榎木津を演じたラジオドラマは良かった。高笑い最高。